プエラリアとイソフラボンの違い

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プエラリアとイソフラボンの違い

プエラリアとは

プエラリアとは、タイ原産のマメ科の植物です。
プエラリアには、多くの植物性エストロゲンが含まれており、この植物性エストロゲンがエストロゲンと構造が似ていることから本来女性ホルモンと結合するエストロゲン受容体と結合することができます。
このような植物性エストロゲンの作用によってエストロゲン不足を補うことができ、エストロゲン不足が原因とされる様々な症状を改善する効果に期待ができます。
プエラリアに含まれる植物性エストロゲンの働きによって期待できる効果は、以下のものです。

イソフラボンとは

イソフラボンとは、ポリフェノールの一種イソフラボン類の総称です。
イソフラボンも植物性エストロゲンの一種で、エストロゲンと分子構造が似ているという特徴によってプエラリアとまったく同じ理屈でエストロゲン様作用があります。
期待できる効果もプエラリアと同様です。
つまり、プエラリアは植物の名前でイソフラボンは成分の名前であるということです。

プエラリアにもイソフラボンが含まれている?

プエラリアに含まれる植物性エストロゲンの中にもイソフラボン類が含まれています。
プエラリアに含まれるイソフラボン類は、ダイゼイン、ゲニステイン、ダイジン、ゲニスチン、クワクリン、クワクリンハイドレート、ツベロシン、プエラリン、ミリフィシン、プエミリカルペンの10種類です。
例えば、大豆イソフラボンに含まれるイソフラボン類は、ダイジン、ゲニスチン、グリシチン、ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインなどの12種類があります。
ダイゼイン、ダイジン、ゲニステイン、ゲニスチンなどのイソフラボンは、プエラリアと大豆イソフラボンに共通するイソフラボンであると言えます。

プエラリアとイソフラボンは、効果の強さが違う

プエラリアは、イソフラボンの40倍以上のエストロゲン様作用があると言われています。
プエラリアはミロエストロール、デオキシミロエストロールというエストロゲン活性の高い植物性エストロゲンを含んでいるからです。
つまり効果もプエラリアの方が強いのですが、副作用もプエラリアの方が強くなります。
プエラリアやイソフラボンの副作用は、

などがあります。
また、危険性は高くありませんが過剰摂取などにより起こりうる副作用として

などのリスクがあります。
これらの副作用が起こるリスクがイソフラボンよりプエラリアの方が高くなります。

プエラリアとイソフラボンを併用すれば効果は高まる?

どちらもエストロゲン様作用があるということで、プエラリアとイソフラボンをどちらも一緒に摂取しようと考える人もいるかもしれません。
ですが、イソフラボンとプエラリアの併用は避けてください。
体内でエストロゲン活性が強くなりすぎてホルモンバランスが崩れたり、副作用のリスクが高くなったりする危険があります。
プエラリアを摂取しているうちは、イソフラボンのサプリを併用するのはやめましょう。
イソフラボンを多く含む大豆食品は、食べてはいけないわけではありませんが、積極的な摂取や食べ過ぎは控えましょう。

まとめ

イソフラボンとプエラリアは、エストロゲン様作用があるという点でよく比較されますが、プエラリアとイソフラボンは、まったく異なるものではなくプエラリアに含まれる植物性エストロゲンの中には多くのイソフラボンが含まれています。
プエラリアに含まれる植物性エストロゲンの中には例えばプエラリンなどプエラリアにしか含まれていない強いエストロゲン様作用を持つイソフラボン類やデオキシミロエストロールなどイソフラボン類以外の強いエストロゲン様作用を持つ植物性エストロゲンも含まれています。
ですから、プエラリアとイソフラボンを比較すれば当然プエラリアの方がエストロゲン様作用は強いという結論になります。
プエラリアとイソフラボンを同時に摂取すると相乗効果があると言われることもありますが、プエラリアとイソフラボンの同時摂取はオススメできません。
エストロゲン活性が強くなりすぎて、女性ホルモンバランスを崩す恐れがあるからです。
プエラリアやイソフラボンの副作用の多くは女性ホルモンバランスの乱れが原因ですから安全面を考えるとプエラリアとイソフラボンの同時摂取は控えるべきです。
より強い効果を求めるならプエラリアを使用し、安全面を考慮するならイソフラボンを使用するなどの使い分けをすると良いのではないかと思います。

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