プエラリアミリフィカって?

前へ
次へ

プエラリアミフィリカって何?

プエラリアミフィリカって植物?どこで作られている?

プエラリアミフィリカは、タイ北部などに自生するマメ科の植物です。
現地では、ガウクルアと呼ばれています。
表面は土色で中身は真っ白です。
ジャガイモのような形ですが、20年ものなどになると、スイカくらいの大きさをしていることもあります。

プエラリアミフィリカには種類がある?

プエラリアには種類があります。
黄色・赤色・黒色・灰色・白色と、現地では、その色によって種類が区別されています。
この中でも白色のプエラリア(現地では白ガウクルアと呼ばれているもの)が日本で一般的に知られているような効果である女性らしい体を作る効果(女性のバストアップなど)や美肌効果あるいは、更年期障害の改善、女性の薄毛予防などに最も期待できるとされています。
この白ガウクルアは、タイでも非常に貴重な植物であると言われています。
タイでは、プエラリアは加工品しか輸出できないという規制があるため、現状では白ガウクルアは手に入りにくいものになっているようです。

プエラリアミフィリカは日本にもある?

実は、日本でもプエラリアミフィリカを栽培している所があります。
兵庫県和田山町という場所で、夢美人芋という名前で栽培されています。
まだまだ知名度は少ないですが、今後に注目です。

プエラリアミフィリカの歴史

タイのある地域の村の女性がとても綺麗であることからプエラリアが注目された?

プエラリアミフィリカは、タイ北部の地域で原生していたと考えられています。
そして、その地域の女性が高齢になっても美しく、健康的であったことが古文書に記載されていたことが発見されました。
その地域の女性がプエラリアミフィリカを食べていたから、高齢になっても美しさを保持することが出来たのではないかと考えられ、このことがプエラリアミフィリカの研究のきっかけになったとも言われています。

イギリスの科学者によってプエラリアの効果が実証されたことで更に注目される

それまでタイの歴史から、何となくプエラリアには女性の美しさや健康を保持する効果があるのではないかと思われていたのですが、その後タイの研究者やイギリスから来た研究グループによってプエラリアの成分研究が進み、プエラリアの効果が学術的に証明されます。
そして、1960年になると、世界で最も権威があると言われている科学誌「ネイチャー」でプエラリアが取り上げられ、このことによってプエラリアは、世界中から注目されることとなりました。

プエラリアミフィリカに含まれているどのような成分がどのような効果をもたらすのか?

プエラリアミフィリカには、植物性エストロゲンが豊富に含まれています。
プエラリアに含まれる植物性エストロゲンは、プエラリン、デオキシミロステロール、ミロステロール、ゲネスチン、ダイゼニンなどがあります。
プエラリンは、美乳効果があるとして有名です。
ミロステロール、デオキシミロステロールは、強力な女性ホルモン作用があると言われています。
この植物性エストロゲンの効果により、女性のバストアップや更年期障害の改善、美肌効果、ダイエット効果などに期待できると言われています。

プエラリアの効果が出るのは、樹齢3年目からであると言われています。
効果が期待できるプエラリアは白ガウクルアで樹齢3年以上のものであるということになります。
プエラリアのサプリメントは、市場に多く出回っていますが、中には偽物や樹齢3年未満のものなどがあります。
しっかりと本当に効果のあるプエラリアが配合されているかどうかをチェックする必要があります。

まとめ

プエラリアミフィリカは、基本的にはタイ北部などに自生する植物です。日本でも栽培されていますが栽培している所は少なく、タイでも日本でも非常に希少な植物です。
ただ、その健康的・美容的効果は絶大であるとされ、その効果は歴史的にも、学術的にも証明されているといえます。

ページのトップへ戻る