プエラリアが太ると言われている理由

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プエラリアを摂取すると太るって本当?

プエラリアを摂取することで太るという説があります。
プエラリアを摂取することで太る根拠として考えられるものをひとつひとつ検証してみたいと思います。

プエラリアはバスト周りの脂肪や、全体的に皮下脂肪を増やす?

女性ホルモンであるエストロゲンには、乳腺を増やす働きがあり、乳腺が増えることで乳腺を守る脂肪が増えます。
つまり、バスト周りに関しては、エストロゲンは脂肪を増やす働きをします。
バストを構成しているのは、9割が脂肪ですからエストロゲンが乳腺を増やすことは、バストアップ効果につながります。
また、エストロゲンには皮下脂肪をつけ、内臓脂肪を抑える働きがあります。
皮下脂肪とは、皮膚の下にある脂肪のことで、養分の貯蔵や体温の保持などの役割をします。
内臓脂肪とは、内臓の周りにつく脂肪のことで、生活習慣病の原因となります。
プエラリアに含まれる植物性エストロゲンには、エストロゲン様作用がありますからエストロゲンと同様の効果があります。
上記をまとめると、プエラリアを摂取することで

ということになります。

プエラリアは女性らしい体になる

女性らしい体つきとは、ゴツゴツしている男性的な体ではなく、ふっくらとしていてまるみのある体つきのことです。
プエラリアに含まれる植物性エストロゲンのエストロゲン様作用により、このような女性らしい体つきになります。
具体的に言うと、バストやお尻、太ももなどの皮下脂肪がつきやすくなるということです。
このような効果を太ったと認識することが多いようです。

プエラリアを飲むと食欲が増える?

女性ホルモンであるエストロゲンには、脂質を代謝させる働きがあります。
コレステロールや中性脂肪は肝臓で代謝されますが、エストロゲンはこの代謝量を増やします。
また、エストロゲン不足は自律神経の乱れにつながり、代謝の低下の原因となります。
代謝を上げることは、簡単に言うと、「痩せやすい体」になるということです。
プエラリアには、エストロゲン様作用がありますからプエラリアを摂取することで「痩せやすい体」を作ることができます。
これがプエラリアにダイエット効果があると言われている理由です。
ただし、注意が必要なのが代謝を上げることは、血行が促進され空腹を感じやすくなりますから食欲の増進につながります。
つまり、プエラリアを摂取することで「痩せやすい体」になる一方で、食欲が増加して暴飲暴食をしてしまう結果、太ってしまうという現象が起こることもあります。
このようにプエラリアを摂取することが間接的に太ってしまう原因となることはあります。

まとめ

プエラリアを摂取することで太るという説がある理由は、プエラリアを摂取することで

ということが挙げられます。
一方でプエラリアには、

といった肥満防止効果、ダイエット効果があります。
総合的に考えるとプエラリアで太るという根拠よりプエラリアにダイエット効果がある根拠の方が強いのではないかと考えます。

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