プエラリアの副作用と注意点

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プエラリアの副作用とは?

プエラリアの副作用

プエラリアの副作用として口コミ等で多いものは、生理不順、不妊症、ニキビ、肌荒れ、下痢、便秘などが挙げられます。
また、インターネット上の情報では、プエラリアを摂取すると乳がんのリスクが高まると言った情報があります。
これについては研究中であり、科学的な根拠はまだ証明されていません。
ただし、乳がん発症中の女性がプエラリアを摂取すると乳がんの進行を早めることは確かな情報のようです。

なぜプエラリアを摂取すると副作用が起きるのか?

プエラリアの効果を簡単に言えば、プエラリアに含まれている植物性エストロゲンによって、女性ホルモンであるエストロゲンを増やすことです。
ただ、女性ホルモンはエストロゲンだけではありません。
エストロゲンの他にプロゲステロンと言う女性ホルモンがあるのですが、簡単に言えば、この二つの女性ホルモンは、どちらかが多すぎても少なすぎても問題が出てきます。
エストロゲンの数が増えると、この二つの女性ホルモンのバランスが崩れてしまうリスクがあり、その結果、生理不順などの副作用が出てしまうこともあると言われています。

プエラリアは安全?

プエラリアが絶対に安全で副作用のリスクがまったくないとは言い切れません。
多少の副作用は、覚悟して摂取した方が良いかもしれません。
ただし、女性ホルモンのバランスの乱れからくる副作用は、飲む時期や摂取の量をしっかりと管理することで起こる可能性を大きく軽減させることが出来ます。
また、副作用として何か起こった場合には、プエラリアの摂取を止めれば治まるのでそれほど大きなリスクはないかと思われます。
乳がんのリスクに関しましては、科学的に証明されていません。
ただし、プエラリアを摂取しても乳がんになるリスクはないということも証明されていませんので、多少のリスクはあるかもしれません。

プエラリアを摂取する時の注意点

過剰摂取はダメ

プエラリアを過剰摂取すると、女性ホルモンのバランスが崩れることで副作用が起きる可能性は高まります。
たくさんプエラリアを摂取して早くバストアップしたいと言う気持ちはわかりますが、しっかりと摂取量を守りましょう。
プエラリアの1日の摂取量は、400㎎を超えない方が良いとされていますので、この辺りを目安にすると良いでしょう。

このような症状がある人は、プエラリアの摂取を控えた方が良い

アレルギーのある人
妊娠中・授乳中の人
ピル・ホルモン剤を利用している人
女性特有のがん治療で薬を飲んでいる人
上記に当てはまる人は、プエラリアの摂取を控えた方が良いといわれています。

飲む時期に注意する

プエラリアを飲む時期にも注意した方が副作用のリスクを軽減できます。
生理前や生理中は、本来プロゲステロンと言う女性ホルモンが増え、エストロゲンが減るようになっています。
この時期にプエラリアを摂取することで、本来はエストロゲンが減るはずなのに、増えてしまうことになってしまいます。
これが女性ホルモンのバランスの崩れです。
女性ホルモンのバランスが崩れることで、生理周期の狂いや不正出血のリスクが高まります。

まとめ

プエラリアを摂取することで、副作用が100%ないとは言いきれません。
副作用については、女性ホルモンの乱れが原因であるものが多いようですが、体質によっても違いますし、飲む時期や摂取量を管理することで軽減できます。
ですから、プエラリアを摂取する際は、副作用のリスクがありますが、飲む時期と摂取量、この2点に注意することで副作用のリスクを抑え、より安全に摂取することができます。

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